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パナマハットは本当にデリケート

誰がなんと言ってもこれは駄目です!

ルールがあります。
サッカーで例えるといきなりボールを持って走り出すのと同じです。
 
帽子を駄目にする80%はこの部分です
 
 

これだけはわかって頂きたい 当たり前の扱い パナマ帽子の寿命は自分が決める

最初にご理解いただきたい事

【パナマハットの寿命は】こんな質問を多く受けることがございます。答えは【被る方によって違います】とお答えさせて頂いています。実に短い方であれば被ったその日もしくは箱を開けた途端その上に腰かけてしまえばそれで終わりです。長い方は一生です。モンティクリスティータイプのパナマ帽子は世代を超えて2世代目にわたっている事すらあります。一番大切なのは どのように帽子に接するかです。ハットへの接し方によって本当に大きな大きな違いがうまれます。大切な人のように心遣いして頂ければ一生あなたのそばに留まりつづけるのがパナマバットです。

Q: どんな点に注意するの?

まずは最も大切な点をご案内いたします。帽子のピークに触れない事です。帽子が飛びそうな時に軽く抑えるくらいは仕方ありませんが掴んで持ったりそこをつかんで帽子を持ち上げたり絶対にしない事です。じつにパナマハットの帽子の劣化の一番の理由がこれです・・どこか訳の分からぬ通販会社さまが帽子はたためるとかここを持って被るとか書いてありますが嘘です。クラッシックのこの部分は帽子のピークと呼びますが絶対に持たない事。癖であろうがなんであろうが直してください。
 

Q: どこをもって被るの

それがモデルさんであろうが誰であろうがピークをもって被るのはダメです。帽子をかぶるときはピークでなく本体を大きく優しく手の平にのせるように被るかもしくはつばを両手でもって被ってください。これさえしっかりと守れば90%近いパナマハットのダメージが防げます。絶対にピークを持たない それが原則です。
 

Q: 被り終わった後は?

被り終わった後は固く絞った濡れタオルで全体的に汚れ汗を拭きとるように管理してください。水洗いは天然草ですのでできません。軽くふくとった後は日陰の風通しの良い場所で乾かしてください。平らな場所につばが落ち着くように置いて陰干しして頂ければ帽子のシェープが崩れずに美しいフォルムを保つ事ができます。

Q: アイロンはダメ

原則的にアイロンはご使用になれません。しかし年に一度程度 つばがどうしても波打って気になる場合は【超低温】で当て布をして帽子の裏側からしわを伸ばす程度にしてください。高温や当てぬのをしないと帽子が焦げて被れなくなりますので注意してください。パナマハットはとてもデリケートな製品です。ご注意ください。

Q: シーズン後は・・・

実にパナマハットは冬でも被って頂けます。別に気にする必要はございません。ただ人々の概念的には3シーズンとしている場合が多いようです。保管の際はバーティーボックスに
入れて横の爪を倒して風通しがよい様にして保管ください。カビの生えるような湿った場所は製品を痛めますのでお避け下さい。

 

パナマハットは過酷な環境な中に生育するエクアドル特有の帽子専門の草で数世紀にわたり使用され世界的な文化を形成してきました。過酷な環境な中で生育した天然素材は天然の状況には柔軟に対応しますが人工的な力にはカヨワイ素材です。人間の心どうよう強さと柔軟さがある反面あるいみ弱い部分もあります。心からケアするつもりで接して頂ければ自然は私たちに大きな恵みを返してくれます。是非ともより良いパナマライフを実感してください。